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地域食品資源循環ソリューション導入先
「ぎゅーとら様」との地域資源循環の取り組みについて
~リサイクルセンター「ほらへん」の稼働開始~

2025年02月19日
NTTビジネスソリューションズ株式会社

 株式会社ぎゅーとら様(本社:三重県伊勢市、代表取締役社長:清水 秀隆、以下、ぎゅーとら)がNTTビジネスソリューションズ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:北山 泰三、以下、NTTビジネスソリューションズ)が提供する「地域食品資源循環ソリューション」を活用したリサイクルセンター「ほらへん」※1の稼働を開始いたしました。
NTTビジネスソリューションズは地域企業の食品資源循環に対する活動を支援し、資源循環・カーボンニュートラルの促進を図り、サステナブルな地域社会の実現に向けて貢献してまいります。

  • ※1 「ぎゅーとら農援隊」:株式会社ぎゅーとらが直接契約されている地元農家様(現在20軒と取引)

1.背景

 近年、気候変動による地球温暖化をはじめとするエネルギー、環境、食料問題等、人類の存続に関わる地球規模の課題を解決することが求められています。その中で、サステナブルな社会実現に向けて、地球温暖化対策は世界共通の課題となっており、特にカーボンニュートラルや省エネ・省資源化によって、限りある地球資源の有効活用や環境保全に貢献することが、企業に強く求められています。

 そのような中、ぎゅーとらでは事業運営に伴い各店舗・物流センターなどから出る廃棄物に対し、資源回収、梱包材リサイクル等、積極的な取り組みを推進しています。

 一方、NTTビジネスソリューションズでは、廃棄物として扱われる食品残渣を発酵・分解し、地域内で農業資材として有効活用する「地域食品資源循環ソリューション」を2019年から提供しており、食品廃棄物を資源に変える課題解決事業を行ってまいりました。

 このような背景から、サステナブルな地域社会の実現に向けた共通の目的を持つ両社、および事業関係者が連携したリサイクルセンター「ほらへん」を開設する運びとなりました。

2.取り組み内容

 ぎゅーとらの各店舗で発生した野菜・果物の未使用部分を物流センターに集約、NTTビジネスソリューションズが提供するフォースターズ(食品残渣発酵分解装置)で発酵・分解させた一次発酵物をぎゅーとら契約農家(ぎゅーとら農援隊※2)で堆肥化・利用し、野菜や果物を育てます。本取り組みにより、これまで焼却処理で発生していたCo2を約732kg/日※3削減できる見込みです。

 また、育てられた野菜・果物は今後ぎゅーとらの一部店舗で販売され、地域での食品資源循環の取り組みを推進します。

食品資源循環の流れ

  • ※2 「ほらへん」:伊勢弁で「捨てない」の意味
  • ※3 ぎゅーとら試算

3.今後の展開

 NTTビジネスソリューションズは「地域食品資源循環ソリューション」の提供を通じて、地域・企業における「廃棄物のリサイクル」に貢献することをめざし、また地域に存在する限りある資源を有効活用することを通じて、資源循環・カーボンニュートラル・環境保全の促進を果たし、サステナブルな地域社会の実現に向けて取り組んでまいります。

4.本件に関するお問い合わせ先

NTTビジネスソリューションズ株式会社
バリューデザイン部 ソーシャルイノベーション部門(徳島、岩谷)
e-mail:

  • ※お問い合わせの際は、メールアドレスをお確かめのうえ、お間違えのないようお願いいたします。

※本情報は発表日時点のものです。現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。