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「ONE CONTACT Network」の在宅セキュリティー強化に向けた盗撮・覗き見防止AIソリューションの提供開始について

2022年01月27日
NTTビジネスソリューションズ株式会社

 NTTビジネスソリューションズ株式会社(本社:大阪府大阪市、取締役社長:上原 一郎、以下:NTTビジネスソリューションズ)は、シンプレクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金子 英樹、以下:シンプレクス)とのパートナーシップのもと、クラウド型コンタクトセンタープラットフォーム「ONE CONTACT Network」と、リモートワークAIソリューション「Deep Percept for remote work」の連携サービスの提供を開始しました。

1.背景

 コロナ感染症の拡大に伴いリモートワークが推奨される中、機密情報等を取り扱うコンタクトセンター業務をいかにしてセキュアなリモート環境で行うかは、業種を問わず、コンタクトセンターを有する多くの企業で課題となりました。また、今後もBCP対策、多様な働き方への対応等の観点から、コンタクトセンター業務におけるリモートワーク化の潮流は続いていくものと考えており、このような環境整備は、多様な働き方を希望する人材の確保、3密を危惧するオペレーターの離職防止につながるだけではなく、EX(Employee Experience/従業員体験)およびCX(Customer Experience/顧客体験)の向上にも寄与いたします。

 NTTビジネスソリューションズではこのような課題を解決すべく、デジタルシフト、ロケーションフリーを実現するクラウド型プラットフォーム「ONE CONTACT Network」と、シンプレクスのAI技術を活用したリモートワークAIソリューション「Deep Percept for remote work」を連携させることで、セキュアな在宅コンタクトセンターの実現をめざします。

2.サービス概要

 「ONE CONTACT Network」と「Deep Percept for remote work」を連携し、AIを活用した独自のモーション分析技術により在宅オペレーターのプライバシーを保護しながらも不正を検知し、情報漏えいを防止します。

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イメージ図①:「ONE CONTACT Network」との連携

newsrelease20220127_ocnw_02.png

イメージ図②:「Deep Percept for remote work」

3.サービスの主な特長

(1)AIエンジンを搭載した認証機能により、盗撮・覗き見を検知

  • シンプレクスグループのAI企業であるDeep Percept株式会社のAIエンジンを採用
  • スマートフォンによるPC画面の「盗撮」、第三者による「覗き見」や「なりすまし」を検知
  • 従業員本人がPC端末前から不在になった際に、画面を制御する「離席検知機能」を搭載
  • 不正検知時の「WEBカメラの画像」に加えて、当該PC端末に表示されていた「PC画面のスクリーンショット」を記録

(2)細やかな設定変更により、円滑な業務運営を支援

  • 拠点でPCを利用する際は検知対象を「盗撮検知」のみとするなど、目的用途に応じた不正検知設定が可能
  • 不正検知時に当該PC端末に対して、「警告」、「フィルター発動」、「画面ロック」などの表示制御が設定可能
  • クライアントアプリは自動でバージョンアップが可能

(3)短期間での導入が可能

  • マルチテナント方式でのサービス提供により、最短2週間での短期間導入が可能
  • ※ 必要な環境が導入済の場合

4.今後の展開

 引き続き両社の連携を強化し、お客さまが抱える課題の解決に向けて今後も尽力してまいります。

5.料金について

 下記「7.本件に関するお問い合わせ先」よりお問い合わせをお願いします。

6.関連サイト

7.本件に関するお問い合わせ先

NTTビジネスソリューションズ
バリューデザイン部 バリューインテグレーション部門 CXコンサル担当
メール:aqstage_ipcc@west.ntt.co.jp

※ニュースリリースに記載している情報は、発表日時点のものです。現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。