地域食品資源循環ソリューション資源循環の仕組み
食品残渣から堆肥をつくる
食品残渣(業務用生ごみ)をリサイクルして高品質な循環堆肥をつくります。リサイクルセンターでは水分や温度を適切に管理し、高品質な循環堆肥が生成されます。
-
一次発酵物を回収
フォースターズ(食品残渣発酵分解装置)により分解された一次発酵物を定期的に回収します。 -
-
リサイクルセンターで堆肥化
3か月から1年かけて、微生物による2次発酵・3次発酵により熟成を進め、完熟な堆肥をめざします。
循環堆肥ができるまで
堆肥づくりのノウハウとIoT技術を組み合わせて、契約農家さまに安心して使っていただける高品質な堆肥をつくっています。リサイクルセンターで日々行われる水分調整や温度管理などもその一環。一次発酵物を熟成させるまでのプロセスをしっかり数値管理することで、食品残渣(業務用生ごみ)に残る病原菌や種子を高温にして死滅させることができ、契約農家さまにとって安心で高品質な循環堆肥を提供できるようになります。
-
水分調整
持ち込んだ一次発酵物は、レシピで仕込んだのち、水分計などを使用し、60%前後の適切な水分量をキープします。
水分量が高すぎる場合は副資材(もみ殻など)を加えて調整します。 -
温度管理
発酵温度は、堆肥専用の温度計を用いて確認します。
1ヵ月以上の期間、60~70℃の発酵温度を維持し、微生物による分解を促進します。 -
切り返し
発酵過程で天地返し、水分調整、攪拌などの切り返し作業を行います。
この作業を行うことで、完熟した高品質な堆肥をつくることができます。
全国にリサイクルセンターを設置
多くの食品関連事業者さまが参加する地域食品資源循環ソリューションは、全国各地に広がっています。食品関連事業者さまから食品残渣(業務用生ごみ)を回収・リサイクルするため、全国にリサイクルセンターを設けて堆肥化を推進中。今後、さらにリサイクルセンターを増やす計画があります。


お客さまは食品残渣を投入するだけ
操作が複雑だとせっかく導入しても活用することが困難。フォースターズ(食品残渣発酵分解装置)なら、操作は簡単です。食品残渣(業務用生ごみ)を投入するだけで作業が完了するので、どんな方でも無理なく扱えます。
お客さまでの作業
-
操作はシンプルで簡単
装置の上部にある投入口から
食品残渣を入れるだけで作業は完了。 -
堆肥化促進材を投入
あとは微生物のちからにより、
発酵・分解が促進されます。
-
一次発酵物は定期的に回収
お客さまの負担にならないよう、
当社のアライアンス先が一次発酵物を
回収します。
フォースターズ 装置ラインナップ

当ソリューションの「核」となるのが、フォースターズ(食品残渣発酵分解装置)です。装置ラインナップや仕様一覧表をご覧ください。