ファイル情報漏えい防止システム特長
さまざまな電子ファイルを自動暗号化
社内の電子ファイルを特別な操作なしに自動で暗号化することで、従来人の手で行っていたファイル選別や暗号化の手間を省くと同時に、暗号化忘れやパスワードの付け忘れを防止し、さらに外部持ち出しや添付メール送信時の管理運用ルールを徹底でき、ヒューマンエラーによる情報漏えいを防止します。
5つの特長
特長 1
多様な形式のファイルを暗号化
マイクロソフト社のAzure Information Protectionサービスまたは、Active Directory Rights Managementサービス(AD RMS)を拡張して、Office系のファイルだけではなく、PDF、txt、CADなどのさまざまな形式の電子ファイルを暗号化で保護します。
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Q. 暗号化するファイルは選べますか?
A. 拡張子によって設定が可能です。
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Q. 暗号化後のデータは扱いにくくないですか?
A. データの拡張子が変わらないため、ファイル名の変更・設定等は必要ありません。
- ※ 「Microsoft®Office」は、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
特長 2
自動でファイル暗号化
作成、編集したファイルは自動で暗号化されるため、暗号化の設定もれによるリスクを低減。万一の情報漏えい時でも、第三者による解読は困難です。
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Q. 自動暗号化対象の領域が限定されませんか?
A. ローカルPC、共有ファイルサーバーのいずれに保存しても自動暗号化が可能です。また、社内ネットワークに接続されていない場所でも暗号化された状態を保持します。
特長 3
アクセス権限に基づいた保護ルールの統制が可能
グループや利用者単位で、閲覧・編集・コピー・印刷等のアクセス権限を設定できます。
特長 4
外部へのファイル持ち出し管理
外部へファイルを持ち出す場合は、管理者の承認を得ることで、暗号化ファイルを自動で暗号化解除し、持ち出し管理簿を自動生成することで、適切な管理業務を実施できます。
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Q. 管理者の負担になりませんか?
A. 暗号化解除に関するログは自動で収集されるため、履歴管理に負荷がかからないトレースが可能です。
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Q. 承認を得なくても持ち出せてしまうのでは?
A. ファイルは自動暗号化されており、外部メディアやUSB上でも暗号化された状態を保持するため、不正に持ち出したファイルを第三者が解読することは困難です。
特長 5
メール誤送信防止・暗号化
メールで添付ファイルを送信する場合、利用者は送信時に表示される確認画面で、宛先や本文のチェック、添付ファイルを開き、誤りがないか再確認できます。
さらに、管理者が承認をしなければメールを送信できない仕組みになっているので、二重でメール誤送信のチェックを行うことができます。
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Q. 送信先での解除には、パスワードの指定や管理が必要ですか?
A. 管理者の承認後、添付ファイルを自動的にパスワード暗号化した状態で送信されます。その後、サーバーからパスワードも自動的に通知メールで払い出されます。利用者負担が少なく、かつ高セキュリティーで利用できます。