宜野座IDC導入事例
宜野座IDCは、南海トラフ巨大地震等、将来不安視されているものや各地で発生してきた大地震、台風による停電等の本土における自然災害から、同時被災リスクを回避できます。特に教育機関様では、BCP対策としてSINETを利用したリモートバックアップシステムを構築・運用され、宜野座IDCをご評価いただいております。
課題と経緯
東日本大震災、北海道地震、台風による停電などから、同時被災リスクを回避し持続可能な学内システムを実現したい
- 当初、データバックアップなどのリスク管理系業務の優先順位は低かった
- 東日本大震災がきっかけとなって災害対応が見直され、遠隔バックアップが必要となった
- 他学との相互運用を検討するも、オペレータのスキルや設備の差異に加え、万が一預かったデータが漏洩した際のインパクトまで考慮すると、初期投資のコスト以上にリスクを背負うことになる
データセンターの活用を前提とした遠隔バックアップシステムの検討を開始
選定理由
安価で安定的なネットワークを利用し、宜野座IDCへ遠隔バックアップ案が具体化
- 宜野座IDCは学校キャンパスから十分に離れており、地震・津波の影響も少ない
- 毎年の台風を無停電で乗り越えている実績
- クォーター・ラック単位での利用が可能であった上、ネットワーク(SINET)を安価に利用できた
宜野座IDCを活用し、遠隔バックアップシステムを実現
効果
システムのリストアがいつでもできるという安心感を持って日々の業務を遂行
- 利用開始からこれまでの間、停電によるサービス停止は一切なし
- 今のところ大きな災害を被ることがなく、レプリケーションからリストアしたこともないが、被災時は人命優先で動く必要がある以上、システムのリストアがいつでもできるという安心感は心強い
- SINETのL2VPN経由で接続することで、機器移設時のIPアドレス変更が不要
- 論理的に学内のサーバー室が離れた場所にあるというイメージで利用できるため、クラウドサービスへのデータ保存に難色を示すユーザに対しても学外へデータ保存することに対しての理解を得やすかった
他にこんな使い方もあります
ケーススタディ1
基幹系システムをバックアップし、BCP対策を強化!
業種 | 製造業 |
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課題 | 生産管理システムがダウンすると、生産ラインが停止し、納期遅延や損失が発生 |
改善効果 | 生産管理システムをデータセンターにバックアップし、災害時でも迅速に復旧 |
ケーススタディ2
在庫管理の可用性を高め、機会損失を回避!
業種 | 流通業 |
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課題 | 在庫管理システムのダウンで、在庫の確認ができず、販売機会の喪失 |
改善効果 | データセンターで在庫管理システムを保護し、システムの高可用性を確保 |
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